平蔵の寺子屋通信

腰痛その4 | 骨粗鬆症

“最近年のせいか背中が曲がって、身長が縮んでしまったよ”とよく聞かれますが、背中が曲がってしまうそもそもの原因の多くは骨粗鬆症(こつそしょうしょう:osteoporosis)にあります。脊椎を始め骨や関節はからだを支える大切な働きを担っています。骨粗鬆症自体は痛みを伴いませんが、腰椎圧迫骨折などにより腰痛などの原因になります。骨折して初めて骨粗鬆症と気が付く場合もあります。漢方で早めの手当てが肝心です。

女性は特に気を付けたい骨粗鬆症とは・・・

骨粗鬆症の予防ポイント

骨粗鬆症で寝たきりにならないように漢方薬

中医学では“腎は骨を司る”と言われ腎と骨の関係性を謳っています。つまり腎の衰えが骨を脆弱化させる要因のひとつと言うことです。そもそも五臓六腑の腎は生命エネルギーの源であり他の臓腑にとっても重要な臓なのです。年齢的に足腰が弱ったり、元来胃腸が弱く筋骨を養えないなど、腎を補う補腎薬や体質に合った漢方薬がお勧めです。骨粗鬆症やそれによる腰痛などの痛みでお悩みの方はご相談ください。

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