漢方コラム「通信」

キーワード: 

肛門周囲膿瘍に悩む男性

年の瀬も押し迫って参りました。
ある40代の方が痔のお悩みで来店されました。お話を伺うと以前肛門周囲膿瘍の手術をした経験があり、症状が再燃したようだといいます。痔には色々ありますが、この方のおっしゃる肛門周囲膿瘍は化膿性の疾患という点で他の痔とは違います。

早速漢方をお飲み頂き1か月目にして痛みと膿みも減り、月を追う毎に快調とのことでした。漢方には金銀花、独活、防風などが配合されており炎症や痛みを和らげます。

また人参剤が必要な場合もあったり本方で臀部の皮膚の膿瘍が良くなることもありますので、身体全体の虚実寒熱の情報が重要です。肛門周囲膿瘍、病期の長い痔ろうは疲労や免疫力低下が大きく関与しており、服用も長期化する場合もあります。

痔は大変相談しにくいものですが取分け痔ろうを放置すると厄介です。恥ずかしがらずにご相談下さい。

無料相談はこちら