尋常性乾癬で悩んでいた東久留米にお住まいの女性
若葉の美しい季節です。
ある40代の女性より皮膚病の相談を受けました。専門医より尋常性乾癬と診断されステロイド剤などを使用していましたが、依然地図状の紅斑が複数ある状態でした。早速漢方薬をお飲み頂き徐々に痒みと赤味が減り、医師にも驚かれたという事でした。薬方に含まれる牡丹皮、桃仁などが直接患部の炎症を鎮めます。原因は現代医学的には解明されていませんが、ストレスなどによる免疫異常や動物性脂肪など食生活の変化が考えらます。合わせて中医学で言う肝や脾胃の状態に合った漢方が必要な場合も多く、この方の場合も黄耆、芍薬、山梔子、茵蔯蒿(いんちんこう)などで胃腸の働きを助け肝臓を補ったことが良かったと思われます。
乾癬の場合は患部のかさつきの度合いや色合い、またその方が持っている証の見極めが大切です。お悩みの方はご相談ください。
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尋常性乾癬とは
皮膚が紅く盛り上がり、表面がフケのように剥がれ落ちます。痒みには個人差があります。一般的には尋常性乾癬といわれる症状ですが、他にも関節症性乾癬や膿疱性乾癬など病変部や症状により様々です。
尋常性乾癬の原因
はっきりと解明されてはいませんが食事(特に脂質)やストレス、疲労などか疑われています。最近の研究で免疫の異常が関与していると言われています。TNFαと言われるサイトカイン(免疫細胞)が皮膚や関節に炎症を引き起こします。
尋常性乾癬に漢方薬
皮膚病の中でも難治性の症状ですが漢方薬で改善するケースがあります。養生しながら体質に合わせた漢方薬の服用をお勧めいたします。
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