漢方コラム「通信」

キーワード: 

微熱・寝汗にお困りの方は漢方薬をお勧めします

イエスキリストの誕生を祝う季節です。

所にお住まいの男性から微熱の相談を受けました。症状は寝汗を伴い一か月以上も続いていると言います。微熱とは言えご高齢であるだけに体力的な消耗が心配です。早速漢方薬をお飲み頂き徐々に平熱を維持するようになり、寝汗もかかなくなったご様子です。漢方薬は舌苔の様子や体力なども考え合わせ、人参、当帰、白朮、茯苓、黄芩などを含む薬方を組み合わせてお飲み頂きました。薬味全体としては身体を潤しつつ虚を補い、程度に応じた炎症をも鎮めます。東洋医学では熱症状を実熱と虚熱に分類しますが、この方の場合は体力低下による虚熱であるように思われます。また汗のかきかたも自然ではなく虚証ゆえに「汗が漏れてしまう」と言って良いのかもしれません。季節の変わり目や年末年始など疲労が蓄積し体調を崩しやすい時期が特に注意が必要です。

お悩みの方はご相談ください。年末年始は12/29から1/4まで臨時休業となります。

無料相談はこちら