漢方コラム「通信」

キーワード: 

治らなかった膝、腰の痛みが軽減

アジサイが色濃くなってきました。関東地方も梅雨に入り、膝(ひざ)や腰の痛み、しびれを感じる方にとってはいやな季節です。
 

練馬区在住の30代の男性は、夜間に足の痛みを強く訴え、じっとしていられない様子でした。それも刺すような痛みのようで、片方の足をかばっての歩行でした。 そこで、この方に漢方薬をお飲みいただいたところ、痛みが徐々に緩和したご様子で、本人も私も胸を撫(な)で下ろす思いでした。
漢方薬は血を補い、湿を取り、痛みを抑える処方構成になっています。痛みにはいろいろありますが、よく「針で刺すようだ」とか、「チクチクする」などといって来店される方がいらっしゃいますが、多くはなにかが神経細胞を圧迫し、痛みを発しているように思います。
 

古書には、この処方を左足の痛みに用いると記されていますが、右足にも腰にも効果があり、関節痛、腰痛、筋肉痛にも用いられます。 神経痛には、三叉(さんさ)、坐骨(ざこつ)、肋間(ろっかん)神経痛などさまざまで、発生部位によっても処方は異なります。

ぜひ一度専門家にご相談ください。

無料相談はこちら