坐骨神経痛その1 | 梨状筋症候群
梨状筋症候群とはあまり聞きなれない病名かもしれませんが、坐骨神経痛の原因となっているケースもありえます。
梨状筋症候群とは・・・
- 症状・・・臀部にある梨状筋が坐骨神経を圧迫することにより痛みやしびれを発症するのが梨状筋症候群です。そもそも坐骨神経は腰から梨状筋を通り足先まで伸びしている神経です。痛みやしびれは坐骨神経に沿って臀部だけでなく足先に出ることもあります。
- 原因・・・腰痛同様に運動不足や座りっぱなし、無理な運動、事故など梨状筋に負荷がかかったことにより発症することが考えられます。
主な対処方法
- 内服薬・・・鎮痛消炎剤、筋弛緩剤、ビタミン剤
- ブロック注射・・・
- マッサージ、温熱療法・・・
梨状筋症候群に漢方薬
マッサージや鎮痛剤で症状が消失すればそれで良いのですが、症状が長期化するとすぐに改善しない場合があります。あれこれやっても症状が改善しない場合は中から飲んで治す漢方薬をお勧めいたします。腰痛や坐骨神経痛で漢方薬をイメージされない方がしばしばらご来店になられますが、他の原因による坐骨神経痛同様、漢方薬が効果的です。お困りの方はご相談ください。
養生方法
運動不足を感じていらっしゃる方は特にウォーキングやストレッチなどの筋力強化をお勧めいたします。またしっかりとした睡眠と規則正しい生活リズムが基本だと考えます。
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