平蔵の寺子屋通信

口臭のお悩みに漢方薬

口臭とは口腔内から出る不快な臭いを言いますが、20~50代の男女を対象にした調査によると90 %以上が、自分自身あるいは他人の口臭が「気になる」と答えたそうです。原因として歯肉炎などの口腔内によるもの、腸内環境や内臓的なトラブルなど口腔外の原因に大別されます。体質に合った漢方薬やササヘルスなどお勧めいたします。お悩みの方はご相談ください。

クマザサ

口腔内環境による口臭

口腔内をいくら丁寧に歯磨きしたとしてもたくさんの細菌が常在しています。
 ①嫌気性菌:酸素が嫌いな菌
 ②好気性菌:酸素の好きな菌
口臭の元となる菌は嫌気性菌です。この菌は嫌気的な状況になると、活発に揮発性硫黄化合物(VSC)を発生させます。つまり乾燥した状態で口腔内が苦く感じられます。ですからお口の中が乾燥し、ネバネバしてきたら要注意です。唾液には口腔内をきれいにする「自浄作用」があるのです。口内でつくられる揮発性硫黄化合物(VSC:volatile sulfur compounds)にはおもに以下の物質が含まれています。

腸内環境や内臓的なトラブルによる口臭

1.ストレスや偏った食事、便秘
これらは腸内環境が悪化し悪玉菌が増えます。悪玉菌が増えると、アンモニアなどの臭いのもととなる物質が作りだされ、身体をめぐって呼気と一緒に排出され、口臭の原因となります。
2.内科的な疾患による臭い
胃潰瘍、糖尿病(アセトン)、肝機能障害(アンモニア)、腎機能障害 (アンモニア、ジメチルアミン、トリメチルアミン)なども進行すると口臭が認められます。

耳鼻科の疾患による口臭

慢性副鼻腔炎,慢性扁桃炎、膿栓(臭い玉)などに原因する口臭

外因的な口臭

ニンニクやネギ、ニラなどの有臭食材を使った料理を食べたことによる口臭です。たばこやアルコールによる口臭もあります。気になる時は摂取しないことが一番ですが時間と共に消失します。

正常な口臭

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口臭の自己チェックをしてみましょう!

• 虫歯や歯石はないか
• ストレスが溜まっていないか、食生活が乱れていないか
• 口が常に開いて口呼吸になっていないか
• 全身的な病気はないか
o 糖尿病(甘酸っぱい臭い)
o 肝機能障害(アンモニア臭)
o 腎機能障害(アンモニア臭、魚臭)
o 胃潰瘍
o 慢性気管支炎
o 慢性副鼻腔炎(蓄膿症)
o 膿栓(臭い玉)

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