パニック障害・動悸・息切れ
当薬局では、漢方薬によるパニック障害・動悸・息切れのお悩みをサポート !
ドキドキと心臓の拍動を感じることがあります。心身の疲労やストレスによる自律神経失調症や更年期障害などホルモンなどのアンバランス、貧血によっておこることもあります。
自律神経失調症
電車に乗っていて呼吸が苦しくなりパニック障害や、今にも心臓が止まるような不安感、つまり心臓神経症や不安神経症など心因性のものです。
漢方では気の巡りが異常(自律神経失調症)と考えます。ストレスが激しい場合は気逆、悶々と滞っている場合は気滞、疲れを感じる場合の気虚などです。一人ひとりの体質を考慮した内容でお飲み頂くことが大切です。
更年期障害
気の巡りだけにとどまらずに血、水のバランスが乱れた状態にこの動悸や息切れが見られることもあります。
漢方薬
水分のアンバランス
身体は約6割が水分です。漢方ではこれらの水を総称して津液と言います。自律神経失調症や更年期障害などホルモンのみだれとこの津液の偏在が動悸の要因に絡んいるケースが見受けられます。
血の巡りが悪い
元来貧血傾向のある方(血虚)や冷え性の方、更年期の時期には血液がドロドロの状態(オ血)になることもあります。動悸以外のほてり、頭痛なとの症状も考え合わせ体質に合った漢方をお飲み頂く必要があります。
気の不安定
とにかく何をするにもだるく元気がでないやる気がでない、何となく気分がふさいで元気がでない、わけもなくイライラしたりヒステリックになったりとこれらが肝の経絡に悪影響を及ぼすことが考えられます。柴胡加竜骨牡蠣湯に代表される柴胡剤をお勧めいたします。
アドバイス
身体に負荷のかからない程度に運動や趣味を楽しむなど気分転換することが大切です。真面目でストレスの溜まる方は特に体調を整えるように意識しましょう。
漢方薬による改善例(症例)
(東興通信 70620号)
ある20代の女性ですが都心への通勤はいつも満員電車だそうで、車中での動悸と息苦しさに耐えかねての来店でした。この方は以前パニック障害と診断されて抗不安薬を服用していたこともあったそうです。満員電車は都会に住む私達でしたらだれしもが経験することですが、この症状は電車だけでなく人ごみの中に入ると動悸、息切れ、冷汗、手足が震えたり、不安感に襲われるのです。早速漢方薬をお飲み頂き二ヶ月目には症状が軽減し、漸く笑顔が戻ってきました。早速体質を伺い、五志に関するツボでも確認いたしました。五志とは、喜・怒・憂・思・恐の情緒変化のことで、中医学ではこの情緒変化が五臓の生理機能に影響すると考えます。この方の漢方には当帰、川きゅう、桂枝、茯苓(ぶくりょう)などが配合されており、貧血体質である上に、何らかの気の上衝と水毒の動揺によって症状が表われたのではと推察いたします。
(パニック障害の女性タウン通信60621号)
お客様の声
心室性期外収縮と病院で診断され、特に異常はないという事でした。しかし心臓の鼓動が気になってしかたがなかったので平蔵薬局さんにお話をうかがい、漢方を飲んでみようと思いました。最初のころより不整脈もへり、まだ時々不整脈はおこりますがだいぶ安定してきました。もう少し飲み続けて完全に不整脈がなくなってくれたらと思っています。これからもよろしくお願いします。